柏市長選挙のまとめサイトを作った話
2017年10月22日は全国的に衆議院議員総選挙だったけど、実は同時に柏市長選挙も行われてた。
今回の市長選挙は完全に衆院選の裏に隠れてしまっていたので、どうにかみんなに知ってもらえないかと思いサイトを作った。
やろうと思ったきっかけ
japanchoice.jp
このサイトを見て、これの柏市長選版あったらいいよなと大学への登校中に思ったのがきっかけ。
そこからなんとなく頭のなかで実装したい機能とデザインを考えて、次の日の朝までにリリースしてやろうと決めた。
ちなみにその日は夜遅くまで会議があって、実際に作業に移れたのは22時を過ぎてからのことだった。
作った機能
主な機能は以下の通り。
- 3候補の選挙公報から公約を抜き出して掲載
- 市内の投票所一覧をGoogle Map上にマッピング
- 投票所番号を入力するとGoogleMap上に投票所を表示
- 投票所情報をAPIとして公開
- 得票数をリアルタイムで更新・表示
それぞれ作ってみての雑感を書いておく。
公約の掲載
柏市役所のホームページで選挙公報のPDFが公開されてたので、こちらから情報を取得。
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/230100/p043294_d/fil/senkyokoho.pdf
PDFそのものがモノクロだったので候補者の顔写真も残念ながら白黒になってしまった...
これ、テキストが選択できなかったのですべて手作業で移植した。これがめんどくさかった。
投票所一覧をGoogleMap上にマッピング
drive.google.com
マップ自体はここで見られる。
元データは同じく市役所のHPから。
www.city.kashiwa.lg.jp
ここには投票所番号と住所・建物名が記載されていたので、ひとまずこれをすべてGoogleスプレッドシートにまとめた。
その後、GoogleMapにスプレッドシートのデータをインポートしてマッピングしたが、Googleマップに登録されていない建物名とかがあって結構大変だった。
この作業によってGoogleマップ上に2つの近隣センターが追加された笑
投票所番号を入力するとGoogleマップ上に投票所を表示
どうせやるなら情報まとめるだけじゃなくて何かしらのインタラクションつけたいよねってことで作った機能。
本当ならこれもスプレッドシートから情報持ってきたかったんだけど、とにかく急いでたのでデータベースを作ってそこから情報を持ってくるようにしてしまった。技術的負債...
これもGoogleMapAPI使って、住所を検索させてその情報を表示させてる。
ここまでの結論として、Googleは神。
このサイトはGoogleのサービスなかったら成り立ってない。ありがとうGoogle。
投票所情報をAPIとして公開
http://kashiwa-vote.org/api/
↑で書いた投票所一覧と個々のデータをJSON形式のAPIとして公開した。
オープンデータもどき。
まだ緯度経度情報を更新していないので、返ってくるデータが0なんだけどそこはあとで対応する。
世間の反応
Facebookに投稿したところ結構みんなシェアしてくれた。友達じゃない方もシェアしてくれたみたいでありがたい限り。
記事も出た。
kashiwa-times.jp
Googleアナリティクスを使ってデータ取ってたのだけど、23日の時点では以下の通り。
即席で作ったものにしてはなかなかのインパクトかな。1000ユーザ超えたのは嬉しい。