いぬボードを触ってみた
先日Switchサイエンスから発売されたいぬボード。
www.switch-science.com
「学校のコンピュータ教室で使える」をコンセプトにして作られたこのボードは、コンピュータとのやりとりをヘッドホン端子とマイク端子を使って行うというもので、実際にかなり使えることになると思う。
僕の所属している研究会で大量に購入して、実際の授業でどう使えるか研究する必要があったので触ってみた。
明るさを取得する
いぬボード本体に明るさセンサーがついていて、簡単に明るさを取得することができる。
数値としては0-10でくるらしく、そのまま取得しただけだとおもしろくないので、×10とかして数値を加工してあげると使いやすいかな。
追記)こちら、間違いでした。通常の音量とおなじくマイクの音量設定で変化していきます。(@abee2 先生ありがとうございます)
明るさセンサーの値は0~10の範囲と決まっているわけではありません。マイクの音量設定で変化します。したがって、授業やWSなどで、みんな同じ結果になるようにするのであれば、最初にこの設定を合わせておく(校正する)必要があります。これは、LEDの明るさとスピーカーの音量も同じです。
— Kazuhiro ABE (@abee2) 2017年8月24日
マイク設定について、機種によってはAGC(Auto Gain Control)機能がついているものがあります。これがあると、大きな音が入ると自動的にボリュームを絞ってしまうので、正確な値が測れません。解除できるようであれば外すことを勧めます。ただし、解除できないものもあります。
— Kazuhiro ABE (@abee2) 2017年8月24日
サンプル
Scratchのサンプルプログラムはここに置いてあります。
scratch.mit.edu
ほんと、PCといぬボードを音声ケーブルでつないで、USBから給電して、ブレッドボードにLEDセットしてジャンプワイヤーで繋げばLED光るのはすごい!
いろいろ使いみちがありそうです。