また1からこつこつと

最高はひとつじゃないと信じてまたがんばります。

福井に日帰り出張して、大学生と話してきた #NEST_Fukui

株式会社アフレルさんが主催されているイベントに登壇するため、日帰りで福井に出張してきました。

このエントリーは帰りの電車内で書いています。なぜ書いているかは後ほどわかる。

移動

本当は飛行機で行こうと思ってたんだけど、お金払うの忘れてて流れてしまった。

先日十勝に日帰り出張してからというもの、日本国内なら日帰りで行けるのでは🤔というアホな考えを持ってしまったので、今回のお話も快諾させていただきました。 次の日の朝からどうしても外せない用事があるのでしょうがない。

福井という場所は実に不思議な場所にある。今はまだ新幹線が開通していないので、電車で行く場合は滋賀県米原を経由するか、石川県の金沢を景趣するしかない。 今回は、せっかく1日で帰ってくるのでとことんネタに走ろうということで、中部地方をぐるっと一周するルートで移動することにした。

まずは東京駅で東海道新幹線にのって米原まで向かう。 f:id:mjk0513:20180625203416j:plain

そして、米原駅で特急しらさぎに乗り換え。

f:id:mjk0513:20180625203542j:plain しらさぎって結構古い列車なんだなぁ。

帰りは福井駅から金沢駅へ移動し、北陸新幹線で上野まで帰る。 ちなみに今は金沢駅のちょっと手前。

鯖江

メガネの街として有名な鯖江は、IT都市としてかなり有名。Code for Sabaeの活動が活発だったり、IchigoJam発祥の地であったり。前々から行ってみたかったので急遽立ち寄ることにした。

Hana道場という子どもたちや地域の方のためのITものづくり道場がある。CoderDojoの関係者としてはやはり立ち寄るしかない。 hanadojo.com

実は、2年前から関わっている茨城県堺町での高校生を対象としたアイデアソン事業で、Hana道場を拠点としているエルコミュニティの竹部さんと出会っており、前々からお誘いを受けていた。ちょうど竹部さんもいらして久しぶりにお会いできた。 f:id:mjk0513:20180625204106j:plain

次に来るときは子どもたちがいるときにしよう。一緒に遊びたい。

#NEST_Fukui

今回の主目的であるイベントは、アフレルさんが大学生を対象にしているもので、今回で第二回らしい。 テーマはIT系の社長と喋ろう!というざっくりしたもので、僕の他にはナチュラルスタイルの松田さん、lig.jpの福野さん、アフレル社長の小林さんという布陣。皆さん子どものためのプログラミング教育活動にかなりコミットされている方ばかり。 松田さんと福野さんはPCNをやられている。

直前に福井大学をうろうろして学生に宣伝したのが功を奏して、多くの人が来てくれた。

福野さんが作った コメント.net を使って、オーディエンス参加型のトークセッションになったのがすごくよかった。 http://xn--tckzb0d6c.net/

大学の情報教育がどうしてあんなにもつまらないのか問題とか、これからの日本どうなんだとか、多岐にわたる議論をさせてもらってとてもおもしろかった。参加者の皆さんもかなりコメントくれたのでいい雰囲気でした。

議論の中で、ブログをやってどんどん発信していこうという話が出た。その場でハッシュタグ #NEST_Fukui が決まり、みんなで書こうぜという流れに。だから出張報告をブログに書いてる。

最後に、参加者の皆さんに言いそびれたことを書いておく。

僕は大学生とか会社の社長とか社団の理事とかやってるけど、特にそこに固執しているわけではなく、好きなときに好きなことができる状態を確保したいなぁと思っているわけです。 その「好きなこと」も、巡り巡って誰かのためになるといいなと思ってやってます。 僕らの世代で、いい加減に昭和からの脱却を図らないとやばいなぁとも思ってます。 だから、みんなでやっていきましょう💪僕もがんばるので、皆さんもがんばってください!!!

ScratchDay 2018 in Kashiwa 開催レポート #SD2018Kashiwa

f:id:mjk0513:20180611103029j:plain scratchday-kashiwa.org

ScratchDay 2018 in Kashiwa 今年も無事に開催できました🎉 ご協力頂いたすべての皆様、ご参加くださったすべての皆様、ありがとうございました。

今年の振り返り記事は、僕がメインに担当していたセッションについて書きます。

セッション①:企業と教育はどうあるべきか

今回スポンサーとして参加してくださったアイオーデータの宮下さんをお招きして、「企業と教育はどうあるべきか」をテーマにトークセッションを行いました。 宮下さんやアイオーデータの皆様とは、今年に入ってから様々なイベントでお会いしており、今回はぜひ一緒にやらせていただきたいと思いオファーさせていただきました。 f:id:mjk0513:20180611133921j:plain

教育領域とIT領域の親和性を高めるためにはどうすればいいのかずっと考えているのですが、ユーザの声を聞くというのは当たり前のことだけではなく、お互いがお互いへのリスペクトを怠らないというのが大切だと思っています。 今回のセッションでは、まさにそのような話になりました。現場で使えるプロダクトをどうやってつくるかは常に課題としてあり続けているとのことです。

また、今のプログラミング教育がブームになっている現状についても企業の立場から意見を頂きました。私たちがいまやらなければならないことは、2020年を乗り越えることであり、プログラミング教育をブームではなく文化として残すくらいの気概を企業が持つことが大切だが、それができる企業がとても少ないことが問題だとのことです。 自分も正に同じことを思っています。2020年以後の業界はどうなるのか、楽しみでもあり怖くもあります。 最悪なシナリオが遂行されることのないよう準備していく必要がありそうです。

セッション②:学校とプログラミング教育

今年も、昨年度まで柏市教育委員会の副参事であり、今年度より柏市立手賀東小学校の校長先生になられた佐和伸明先生にご登壇いただきました。また、今年は柏市のプログラミング教育の中核を担っている柏メディア教育研究会の青木先生、露木先生にもご登壇いただき、それぞれの実践についてお話していただきました。

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佐和先生からは、柏市でのプログラミング教育一般の話を。 柏市では、2017年度から市内にある42校すべての公立小学校でプログラミング教育をスタートさせました。昨年度やってみたところ、大多数の児童がプログラミングの授業にポジティブな反応を示していることがわかりました。この授業は総合的な学習の時間に行っているので、文部科学省が示しているような教科の中でのプログラミング教育は全学校でできていないのが現状です。メディア教育研究会では昨年度プログラミング教育の手引きに示されているA分類の内容を中心に研究授業をしてきました。次のフェーズは、これをすべての先生たちができるようにすることです。

青木先生からは、自身の学校で取り組まれている特設クラブ活動「コンピュータ部」についてお話いただきました。 青木先生の学校では、今年度から特設クラブ活動(中高でいう部活)としてコンピュータ部が発足しました。コンピュータ部なのですべてプログラミングをするわけではありませんが、かなり多くの部分をプログラミングをする時間にしているようです。小学生向けのプログラミングコンテストに出場することやWhy?大喜利に参加することを目標に、日々活動しています。 また、それ以外にも、運動会の案内をコンピュータ部が作ったり、校内の掲示物を作ったりするなど、コンピュータを使った様々な取組みをされています。 僕は個人的にこの案内を作るプロジェクトはとてもいいと思っています。コンピュータを使ってアウトプットしたものが、誰かの役に立っていることを体験するのは素晴らしいことです。

露木先生からは、教科の中でのプログラミング教育についてお話していただきました。 小学5年生の算数 正多角形の作図部分をやってみたところ、多くの児童が積極的に授業に参加し、お互いに教え合う姿が見えたとのことです。コンピュータ教室で行う授業が珍しいというのもありますが、やはりプログラミングが持つ力はかなりありそうだという結論に至りました。 また、電子黒板などのデジタル教材についても話がすすみ、デジタルとアナログの二項対立になることをやめなければならないという議論になりました。Information Technologyという意味で言えば、黒板だって紙だってITです。タブレットなどとの違いはテクノロジーの差です。お互いのいいとこどりをしてよりよい姿を目指していこうという結論に至りました。

セッション③:Lifelong Kindergarten の読書会

今年のScratchDayには絶対に欠かせないと思っていた、Lifelong Kindergartenの読書会。 タイムテーブルの都合上、少ししか時間を確保できなかったのですが、最も大切だと思ったエッセンスだけを抽出してお話しました。 iPad Pro に Apple Pencil で書きながらやったので、そのメモを公開します。 f:id:mjk0513:20180611140954p:plain f:id:mjk0513:20180611141033j:plain f:id:mjk0513:20180611141046j:plain f:id:mjk0513:20180611141100p:plain

僕はこの Creative Learning Spiral や4つのPといった考え方がすごく好きで、 CoderDojo や自分のワークショップでもできるだけ取り入れていこうとやっています。 4つのPを初めて知った時、これは完全に自分に当てはまると思いました。 Project, Passion, Peers, Play の4つを上手く獲得していくと、創造的な思考ができるというのはかなり納得できる部分が多いです。

その他

最後に打ち上げの様子を載せておきます。皆さん本当にお疲れ様でした! f:id:mjk0513:20180611141531j:plain f:id:mjk0513:20180611141609j:plain

そして、これでようやく地元系のイベントが終わったので、 DojoCon Japan 2018 の準備に本腰入れて取り組めます。 8月25日(日)は日本橋でお会いしましょう。 dojocon2018.coderdojo.jp

SlackのSlash commandを使って CoderDojo Kashiwa の参加者名簿を表示する

CoderDojo Kashiwa ではPHP+MySQLで作ってる参加フォームを使って参加者登録をしている。
参加者が新しく登録するとSlackに通知を飛ばすWebHookは前から使っていたけど、せっかくデータベースにいろいろな情報が溜まっているので過去の参加者履歴とかをサクッと見られるコマンドを作ってみた。

Slack にコマンドを登録する

もともと使っていたappにslasu commandを追加した。
f:id:mjk0513:20180402110918p:plain

それぞれのコマンドを実行したときに叩くURLを登録しておく。

SlackからAPI叩くときは基本的にPOSTで送られる。(GETでもできる)
レスポンスはJSON形式で送る。

f:id:mjk0513:20180402111709p:plainf:id:mjk0513:20180402111715p:plain

コマンドを実行してAPIを叩く

コマンドを実行するとPOSTリクエストが送られる。
リクエストのパラメータに `text` があって、ここにコマンド以下に入力されたテキストが入ってくる。
今回扱いたいのは数字なので、数字以外が入っていたらエラーを返している。

$times = $_POST['text'];

//人数を取得する
$data = $memberManager->getMemberList($times);

if(ctype_digit($times)){
    $members = "";
    for ($i=0; $i < count($data); $i++) {
        $num = $i + 1; 
        $members = $members.$num.". ".$data[$i]["childName"]."\n";
    }
    $returnObject = array(
        "text" => "【第{$times}回の参加者リストを表示します】\n{$members}"
    );
    
}else{
    $returnObject = array(
        "text" => "エラー!数字を入力してください。"
    );
}


header('Content-Type: application/json');
echo json_encode($returnObject);

ソースコードはそのままだけどこんな感じ。
JSONデータに変換して表示してあげればOK。

Slackに結果が表示される

JSONデータのパラメータ `text` に表示したい文字列を追加してあげればOKっぽい。
今回は縦に一列表示させたかったのでfor文でループさせて1つの文字列に変換している。

こちらの画像は `/remaining [times]` を実行した結果。
f:id:mjk0513:20180402112026p:plain


これでまた1つ楽になった...!

mySQLがsocketエラーでログインできないときの対処

参考
addictionwhite.hatenablog.com

内容

mySQLのSocketパスがエラーだったっぽい
#2002 Error が出てログインできなかった

Special Presentation Day 2017 まとめ #CDKSPD17

※この記事は CoderDojo アドベントカレンダー 24日目の記事でもあります。
adventar.org

12月23日に開催した CoderDojo Kashiwa Presents Special Presentation Day 2017 の様子をレポートします。今年もたくさんの作品が発表されました。
f:id:mjk0513:20171224201426j:plain
↑個人的にお気に入りの一枚

Special Presentation Day とは?

CoderDojo Kashiwa が中心となって開催している、子どもたちのための作品発表会です。1年に1度、毎年12月末に開催しています。
coderdojo-kashiwa.com

2014年から初めたこのイベントですが、今年で4回目を迎えました。

柏市周辺のことを東葛地域といいますが、東葛地域にある5つのDojo(CoderDojo Kashiwa, Kashiwa-no-ha, Kashiwa-Shounan, Minami-Kashiwa, Nagareyama)に来ているNinjaたちが作った作品を発表します。
私たちは、ただ作品を作るだけでなく自分の言葉で発表することが大切だと考えています。日々のDojoでも会の最後に発表の時間を設けていますが、しっかりとした舞台に立つ経験も必要だろうということで、毎年開催しています。

今年の発表の様子

当日の様子はすべて YouTube Live にて配信していました。全編で4時間を超えるのですが、もしよければ御覧ください。
www.youtube.com
後日ひとりひとりの発表を切り分けたアーカイブ動画を公開する予定です。

今年は18人の子どもたちが発表をしてくれました。
どれもこれも工夫されているのはもちろんのこと、発表がとてもしっかりとしていて成長を感じる場面がとても多かったです。

その中でも、アイデアがすごいなと思った作品を紹介します。

①こんだて計画


彼女はよく自分でお弁当を作るらしいのですが、毎回何を作るか考えるのがめんどくさいと思っていました。それを解決するために、料理をレコメンドしてくれるアプリをScratchで作っています。
Scratchのおもしろいところは、できることがゲームだけにとどまらないところです。彼女はうまく作っているなと思いました。

② 目覚まし時計

この作品のおもしろいポイントは、ストップボタンを24回クリックしないとアラームが止まらないにも関わらず、ストップボタンがランダムに移動していくところです。これはアイデアの勝利です。


実はこの子は CoderDojo に一度も参加したことがありません。柏市で今年から始まった小学校でのプログラミング授業で体験して、そこからScratchにハマり自分で作品を作っていたそうです。
僕は今、柏メディア教育研究会という現場の先生方や教育委員会の先生方から構成される研究会に所属しているのですが、そこで今回のSPDに小学校から参加してくれる子がいれば嬉しいなという話しをしたところ、ある先生が推薦してくれて今回の発表へとつながりました。

これはすごく大きな事例でもあると思います。学校の授業でプログラミングを体験して、興味を持って自分でやり始める子がもっともっといるはずです。そういった子たちが学校という枠組みを飛び越えて、発表できる場所があるとすごくいいなと思っています。

Unity で作品を作った子どもたち

僕の会社でやっているPowerLabというスクールからも3人の子どもたちが発表してくれました。とは言っても、3人とももともと CoderDojo に来ていたので、ほぼDojoKidsと言えます。
3人は PowerLab でやった Unity を使った作品を発表してくれました。その中でも彼の作品は秀逸でした。


3D表現された迷路を作るカリキュラムでしたが、家で自分で作っていった結果、立体的な迷路を発表していました。僕らの想定していた枠を大きく超えてくるのはすごく嬉しいことです。


個人的におもしろかったのが、ある子どもの質問です。

今回はオーディエンスの質問のレベルもすごく高く、本質をつくようなものが多くてびっくりしました。また、盛り上がり度合いも今年のほうが上だったように思います。それは人数的なことだけでなく、会場の雰囲気がとても柔らかく暖かい空間だったこともです。

運営は大学生+高校生がほとんどやる

昨年のポストでは子どもたちの面しか書いていなかったのですが、今回はせっかくなので準備や運営についても書いておこうと思います。

CoderDojo Kashiwa の特徴として、学生が主体で運営している事が挙げられます。
今回の SPD も事前の準備のほとんどを学生がやっています。

デザイン編

CoderDojo Kashiwa のデザイン領域は僕と 北原(@Kitahara_048)が相談して作っています。SPDでは毎回ロゴを作っているのですが、今年は北原のデザインです。色合いも相まっていい感じになりました👍
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4つの色 = 4つのDojo を表しています。
実は、前段階ではだいぶ違うロゴを想定していました。しかし、なかなかいい具合に仕上がらず試行錯誤の結果ここに収まったという感じです。

また、今回は事前に招待状を作ったり、当日のパンフレットを作ったりもしています。ここでは今年からメンターになって高校生が活躍してくれました。

Web編

coderdojo-kashiwa.com
ここ2年ほど、CoderDojo Kashiwa のWeb周りは僕と米倉の2人で担当しています。今年のサイトは自分が作りました。今になってようやくBootstrapを理解したので、今年はレスポンシブ対応することができました。
このWebサイトも3時間くらいでサクッと作ったのですが、ペライチなサイトにしてはまあまあな出来かと思います。

映像編

CoderDojo Kashiwa には専属の映像チームがいます。ご覧になった方も多いかとは思いますが、昨年末には「あなたがDojoに来る理由はなんですか」というドキュメントも制作しました。今では CoderDojo Japan のWebサイトの上部に掲載していただいております。他の作品もたくさんあるので、ぜひチャンネル登録をしてくださると嬉しいです!
www.youtube.com

今年の作品は「CoderDojo というコミュニティ - 子どもから大人までが集う、新しい学びの場 -」というドキュメンタリー映像です。
CoderDojo という場所は子どもたちのためだけではなく、コンピュータという共通の趣味を持った多様な人たちが集う場所であるというのが僕の考えです。その中で自然発生的に”教える"・”教わる"といったことが起こります。これは、新しい教育の場であると考えています。
そんなことをテーマに作った6分に渡る映像です。ぜひ御覧ください。
www.youtube.com

今回の映像での一番の変化は、BGMです。
今まではインターネット上にあるフリーの音源を多用していたのですが、今回からはなんと手作りになりました。音大に通っている子が新しくチームにjoinしてくれました。映像にフィットした音楽が入ることによって、よりいっそうよい作品になりました。

音響編

今回の会場は麗澤大学プラザホールでした。音響設備も映像設備(プロジェクタ)も揃っている素晴らしい環境でしたが、Live配信をしたりする都合上、音響機材一式を私たちのチームが持ち込むことにしました。


個人で所有している機材の域を有に超えています。端的に言ってヤバイです。
今年も素晴らしい音響環境でイベントをすることができました。本当にありがとう。
喋っている側からすると、自分の声がいい音で流れると自然とモチベーションがあがってきます。とても気持ち良く話すことが出来ました。

また、会場の証明もいじっていてスポットライトがしっかりと発表者と司会にあたるように調整しています。


ディテールまでこだわって運営しようという、運営チームの心意気が素晴らしかったです。

まとめ

最終的には合計130名(発表者・スタッフ等含む)を超える皆様方にご参加いただき、本当に感謝しています。ご参加頂いた皆様、Live配信を見てくださった皆様、発表者の皆さん、その保護者の皆様、そして運営チームのみんな、本当にありがとうございました!お疲れ様でした!

イベントをまとめた映像や、発表者個人の映像なども随時公開していきますのでお楽しみに。2018年も、 CoderDojo Kashiwa を宜しくお願い致します!

日本語ラップシーンとプログラミング教育シーンが似ているというおはなし。

※このポストは Kichigai-Skack アドベントカレンダー 17日目用の記事になります。みんな計算機科学系の重めな記事書いてるから、箸休め程度にどうぞ。
qiita.com


僕は日本語ラップが好きだ。小学6年生の受験期にKREVAと出会ってから今に至るまで、ずっと好きだ。
僕の青春はKREVAと共にあったと行っても過言ではない。その影響から、日本語ラップシーンをしっかりとdigるようになってからそろそろ5年が経つ。
5年前というと、フリースタイルダンジョンや高校生ラップ選手権のようなイベントもまだできておらず、周りにラップ好きだったりHIPHOPのことがわかる友人などほぼいなかった。

僕が高校3年生の秋に、テレビ朝日フリースタイルダンジョンが放送されはじめた。それを機に日本のHIPHOPシーンはすごく盛り上がってきた。
今まで何も知らなかったような子たちが廊下で「昨日のダンジョン見た?」とか「R-指定ヤバイ」みたいな会話をしているのをよく覚えている。

僕にとってのもう1つの主軸がプログラミング教育である。プログラミングと出会ったのはKREVAと出会う少し前。
でも実際に教育までやろうと思ったのは高1の春なので、日本語ラップシーンをdigりはじめたのとあまり大差ない。
2020年にプログラミング教育が全国すべての小学校で必修になると言われてからこれまで、この界隈はかつてないほどの盛り上がりを見せている。
僕もいろいろな企業や学校・行政とコラボさせてもらう機会をいただき、プログラミング教育の普及推進に微力ながら一役買っているところである。

そんな僕が最近良く思うのは表題のとおり、「日本語ラップシーンとHIPHOPシーンは似ている」ということである。
なにを言っているんだこいつはという目で見られるかもしれないので、あくまでも私見であるということを文字を太にして書き加えておくが、ほんとに似ている部分が多い。
今回の記事はこれについてダラダラと書いてみる。

類似点①:カテゴリー内で見たときのマイナー性

これはどちらをdisっているわけではない。
音楽というカテゴリー全体でみたら、HIPHOPシーンはまだまだ小さいし市場規模も大したことないというのが現状だ。(最近は大きくなってきてはいる)
また、教育というカテゴリー全体でみたら、プログラミング教育シーンはまだまだ小さい。これは相対的な評価ではあるが、市場規模は最近かなり大きくなってきている。
2020年の教育大改革でまずやるべきは英語であると言われる方々は多いが、これはまさにシーンの大きさ重要性を物語っている。

類似点②:地元レペゼン感が強い

全体がそうというわけではないのだけど、プログラミング教育界隈には地元レペゼンしてるプレイヤーが一定数いる。
自分も柏をレペゼンしてるし、石巻とか那須・長野・金沢・大阪・福岡・沖縄などなど全国各地にいらっしゃる。これが結構おもしろい。
R-指定によると、

「レペゼンとは地元にとどまって東京の悪口を言うことじゃない。どこに行っても恥ずかしくない。」

ということらしい。(R-指定 vs CIMA)
【動画】フリースタイルダンジョンR指定vsCIMA 〜般若が登場する!?〜 – HIPHOPは人生を変えてしまう
最近だと地方のプレイヤーが東京(≒全国)で自分たちの実践だったり知見を共有する機会がすごく増えてて、そういうときに「○○(地名)から来ました」っていう自己紹介されると、一人で勝手に「おお、この人はレペゼン○○なんだな」とか思ってる。

類似点③:メジャーとアングラ

メジャーとインディーズ問題はHIPHOP文化とは切っても切れない関係だと思う。いきなりメジャーデビューしたら「あいつはセルアウトした」だの言われる文化怖い。
プログラミング教育界隈にはそんなことはないと思う。(中にはあるかもしれないけど)
ただ、確実にメインストリートを進む人たちとローカルを背負ってやってる人たちとに分けることができる。
上であげたレペゼン感じゃないけど、地元でコツコツと草の根運動的にやられている方々がいるからこそ、いまのこの盛り上がりがある。
自分もアングラ兼メジャーのひとりとして、改めて敬意を表したい。

類似点④:Zeebra さん的ポジション

いまの日本語ラップシーンにおける第一人者は言わずもがなZeebraだ。フリースタイルダンジョンのオーガナイザーであり、自身も伝説的なラッパーである彼の元には多くのラッパーたちが集ってくる。ダンジョンだって、漢さんとか般若さんを引きずり出してくるなんてことはあの人にしかできないだろうし、サイバーエージェントの藤田社長と組んで地上波で放送させるなんてこともあの人にしかできない。とにかく生ける伝説的なポジションにいて、シーン全体を先導する人はとても重要だ。

プログラミング教育業界でいうと、ここはやはり @abee2 さんだと思う。様々なコミュニティの方々から尊敬されていて、コンピュータや教育についての造詣が深く、子どもから大人まで多くの方が慕っている。もちろん自分もその1人。 @abee2 さんヘッズは多い。

類似点⑤:ブームではなく文化に残す。

ダンジョンの名勝負といえばやはり 晋平太 vs 漢 だろう。日本語ラップシーンに大きな衝撃を与えた試合だろうし、その後すべてのモンスターを倒して100万円をゲットしたという意味でもすごい。晋平太と漢の間にはMCバトルを超えた様々な事情があったわけで、それがラップという武器をつかってお互いにぶつかりあう姿はとてもかっこよかった。
その中で漢は

「OK, 俺はブームではなくて文化に残す。」

と晋平太にアンサーをするのだが、これはとても大切なフレーズだと思う。

いまの空前のラップブームはフリースタイルMCバトルが流行っているだけであって、日本語ラップシーンが盛り上がっているわけではない、という見方がある。たしかに、最近の若者はバトルの動画をYouTubeなどでよく見ているし、自分の実感としても今まで興味なかった人もラップ好きになってくれてるなと思う。でも、アーティストとして大切な音源やライブになかなかつながらないというのが現状だろう。次の動画ではRがダンジョンを辞めた理由について語っている。
www.youtube.com

バトルで名を挙げてから音源リリースしたりライブやったりするのがメインストリームであろう。
このままでは、「ラップバトル」という「ブーム」は続いても、「HIPHOP」という文化の発展にはならないのではないだろうか。
そういった懸念がいまのシーンには広がっている。

これは、いまのプログラミング教育シーンにもまったく同じことが言えると思っていて、いまこんなに流行っているのは2020年の学習指導要領改定が発表されて小学校でもプログラミングやる時代がくるぞーってメディアがいろいろと報道した結果なのだと思っている。そこに教育熱心な保護者や、プログラミングやコンピュータが好きな子どもたちが興味をもち、もともと細々とやっていたある意味アングラなプレイヤーたちが大きくしようとがんばっていった結果がいまの現状だ。確かに小学校段階でのプログラミングはようやくスタート地点に立てた。

でも、これはブームではなく文化につながるのだろうか。

あと1, 2年で確実にいまのようなブームは終わる。これは間違いない。そうなったときに、どれだけ影響力を保てるか、どれだけ重要なカテゴリーだと世間や有識者・関係者に思ってもらえているかは考えないといけないことだろう。
Creepy Nuts の「未来予想図」という曲は、ブームが去ったあとのシーンの様子が描かれている。
www.youtube.com

僕たちは、このブームを乗り越えないといけない。ブームが去ることは悪いことばかりではない。去るまでに何ができるか、去ったあとになにをするかを少しでも考えて、自分たちなりの未来予想図を描いておくことが重要だ。
自分たちはプログラミングが子どもたちにとっていいことだと少なからず思っているからこそ、いまこういった活動をしているのだ。
それがたかだかブームが去ったくらいで聞き入れてもらえなくなるというのは、悲しい。

  1. まとめ

類似点はけっこういろいろあると思うし、まったく別ジャンルのシーンの様子をこうやって見られるのはおもしろい。

ブームではなく文化に残す。

漢さん、かっこいいこと言うな。
日めくりカレンダー、来年もだしてくれないかな。
https://www.amazon.co.jp/dp/4864941327/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_VtOnAbR8XV7GD

日本語ラップシーンもプログラミング教育シーンも、それぞれ奥深いしおもしろい人たち多いし、いまホットだから覗いてみていいと思う。

以上、4000字近い駄文でした。

DojoCon Japan 2018 をやりましょう!

この記事は DojoCon Japan アドベントカレンダー 10日目の記事です。
adventar.org

DojoCon Japan 2017 が終わった直後にこのブログに感想を書いてたので、まとめについては以下の記事をどうぞ。
mjk0513.hateblo.jp

せっかくなので、来年度の話を少し書いてみます。

DojoCon Japan 2018

2017年度の懇親会で、来年度のDojoConJPは関東圏での開催をしようという話になりまして、その2週間後には DojoCon Japan 2018 キックオフミーティングが大宮の6Fで行われました。
ここで、来年度の実行委員長は自分が務めさせて頂くことが決まりました!
皆様改めましてどうぞよろしくお願いいたします🙏


www.instagram.com

※大真面目な会議を終えた後に開催された懇親会の様子です。安川さんのインスタより。

やりたいこと

個人的に関東圏での開催はかなり重要な意味を持っていると思っています。これは別に東京に近いとかっていうことではなく、関西圏の CoderDojo コミュニティに比べ関東圏は横のつながりがそこまであるわけではないのではないかと思う部分が多々ありまして。ベタベタな関係性になるというわけではないですが、もう少しつながりがあってもいいのかなと。
DojoConJP という共通のゴールにむかって、関東圏を中心に CoderDojo コミュニティが盛り上がっていければいいのかなと思います。

それと同時に、関西の皆さんが作り上げた DojoConJP の文化をうまく継承しつつ、発展させていければいいのかなと考えています。
まだ具体的な内容はなにも決まっていないですが、共有できるよう頭の中を整理していければいいかなと。

DojoCon のいいところ

奈良・生駒の若林さん(@kwaka1208)と話していたことですが、「全国レベルのオフ会」になっているのがいいところだなぁと思います。
普段はFacebookTwitterなどオンラインでしか会ったことない人たちとオフラインな場所で会うと、仲の良さみたいなものがすごく上がるし、その後のオンライン上でのやりとりもすごくスムーズになります。こういう機会を提供できる場所がDojoConです。参加されるすべての人にとって、新しい発見ができるとすごくいいと思います。

最後に...

来年の開催に向けて、これからがんばっていきますので、全国のコミュニティの皆さんよろしくお願いいたします!